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2014.06.22 (Sun)

第42回宮城道雄をしのぶ箏の夕べ

今週は計3本の本番を抱えていたことを、18日の本番が終わってから思い出した加藤です
と言っても、昨日・今日はそんなに心配の要らないコンサートだったのですけど。

本日は久しぶりのいずみホール。
私の大好きないずみホール。
今日は我が大阪音大が誇るBar.歌手であり教授の田中勉先生のバックで、宮城道雄作曲の「日蓮」という宗教曲を演奏しました。
宗教曲と言えば、いつもは「Amen」の世界ですが、本日は「南無妙法蓮華経」。
そして伴奏はお箏と尺八、笙、打物という、いつもなら接点の無い楽器での演奏でして、非常に興味深く、バックで歌いながらお箏の音色にウットリしてしまいました
ただヨーロッパの音楽と違って、日本の音楽は横に流れないのですね。
農耕民族の特性と言いますか、縦刻みの音楽ですので、私にとって独特な音楽に感じ、しばらくメロディーやリズムが頭の中でぐるぐるぐるぐる巡ってしまうのがたまにキズ

さて宮城道雄という作曲家。
どうやら今年は彼の生誕120年なんだそう。
彼の人生はとてつもなく波乱万丈のようでして、プログラムからの引用によりますと・・・まず1894年4月7日に誕生するも、生後200日で眼疾を患い、その後8歳で失明宣告を受ける。
「将来、箏曲・地歌で身を立てられるように」と二代目中島検校に入門。すぐに才能を発揮して、わずか11歳で生田流の免許皆伝を許され、教授活動を続ける。
その後は演奏家として活動を続けると共に、後進の指導、また作曲家としてもデビュー、更に新しい楽器の開発にも精力的に取り組み、彼の活動は西洋音楽に押されがちだった日本音楽を活性化し、人々の心を引きつけていったんだそう。
国内に限らず英・米でもレコードが発売され、世界的にも名声を博するのですが、1956年宮本正雄指揮・関西交響楽団(現大フィル)との協演の為、大阪へ向かう途中、東海道線刈谷駅近くで急行「銀河」から転落、死亡・・・とあります。

西洋の音楽を学んでいる者にとって、今日のような演奏の依頼が無い限り、恐らくご縁が無いであろう作曲家。
そしてお箏の伴奏で演奏するということも今後無いかもしれない。
そう考えると、すごく貴重な経験になった一日でございました。

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次のコンサートはホントにホント、徳島文理大学でのウィーン国立音楽大学教授陣による演奏会です!
我がお師匠さん、Claudia Visca氏との演奏会です。
はぁ~、緊張するっ!下手っぴに歌うと怒られる!
練習しないと
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